こんにちは。
本日も東京に出張中の池浦がブログ更新をさせて頂きます。

現在、四国から西日本に向かって、台風20号が接近しているという事で、こちら関東のテレビ番組でも
大きく報道されておられます💦
現在の時間17時で高知に暴風域と報道されております。

私たちが暮らしている関西の奈良県内もすでに交通機関に影響が出ているという事を会社から連絡を受けております。
その為、今日は通常時間を縮小してJRを利用されている従業員はお昼で帰宅指示。
近鉄線の方は15時で業務終了にて事業所を閉めさせて頂きました。
もう帰宅路にみんな着いているとは思いますが、くれぐれも出歩く事を控えて、台風に備えてなにかあれば即避難行動に移れるようお願いしたいと思います。

では、関東の東京から池浦が今日までの報告をあげさせていただきたいと思います。
IMG_0292

IMG_0353

8月21日(火)朝9時半より、「平成30年度 障がい者スポーツ指導員養成研修会」が開催され
事業所から、私池浦が参加させて頂きました。
開講式を終え、10時から障がい者福祉施策と障がい者スポーツ(理)を公益社団法人 東京都障害者スポーツ協会 スポーツ振興部 部長 佐藤仁氏より約2時間の講義を受けさせて頂きました。
ここでは、障害者福祉施策の変遷の説明があり、身体障害者福祉法・知的障害者福祉法・精神保健福祉法が出来、現在に至ってきているのか?という話でした。
そこからスポーツ基本法や障害のある人の競技スポーツについてなど様々な内容を短い時間ではありましたがとても勉強になりました。
また、午後からは、障がい者との交流という内容で、JSAD公認障がい者スポーツコーチ江黑直樹氏・
リーフラス(株)安達 阿記子氏(パラリンピック 競技名:ゴールボール ロンドン・リオ日本代表※メダリスト)より(理・実)の説明や実際に体験をさせて頂きました。
また、安達氏がロンドンで獲得された金メダルを持参され、今回の受講者全員が金メダルを触らせて頂く機会を頂きました。
すごくずっしりと重たく、その重たさが努力の結晶で獲得されたメダルだと思うと、手にした自分の手が震えたりしました。凄く貴重な体験をさせて頂きました。
初日の最後は「安全管理(理)」公益社団法人 東京都障害者スポーツ協会 スポーツ振興部 地域スポーツ振興課 橋本 和秀氏より視覚障害者と安全にスポーツを楽しむためにという議題から聴覚障害者・肢体不自由者・知的障害者・内部障害者・精神障害者と色々な障害のある方とのスポーツに対しての安全性・面・取り組み方や工夫についての講義がありました。
本当に初日から内容の濃い、凄く勉強になった一日を過ごさせて頂きました。

22日(水):2日目 9:30~17:45(若干の誤差あり18時まで)
午前:障がいに応じたスポーツの工夫・実施(理・実)
障害者とスポーツ研究所 秋山 なるみ氏
最初の1時間では、テキストを使った主に肢体不自由者での運動との関わりや工夫についての説明を受け、残りの1時間では、体育館に移動し5つの競技を実際にプレイして、不自由さを感じながらも楽しく運動するという事を学びました。
実際に、運動してみて感じたことは人それぞれありますが、まず健常者も障害者も楽しく遊ぶという事から入っていき、興味や関心を持つ大事さというのを自分は学ばせて頂いたと思います。

午後12時半より、障がい者スポーツの意義と理念(理)
筑波大学 名誉教授 中川 一彦先生
議題がすごく肝心なところの部分になります。中川先生の話して頂ける内容の重みと深みに引き込まれ
あっという間の2時間でした。
本当にすごく心にグサッと刺さる内容で、もっと色々と講義を受けたかったと思いました。
2時間では短い・・・本当に勉強をさせて頂きました。
この内容は、ブログで書くより、私たち「キラ」で働いているみんなに自分から伝えたいのでここでは
内容をあえて伏せさせて頂きます。
2日目最後は・・・「障がいの理解とスポーツ(知的・精神)(理・実)」
びわこ学院大学 客員教授 當島 茂登先生
ここでは、知的障害(Intellectual Disability)とは。との切り口から知能水準による知的障がいの分類や
原因と身体疾患・指導上の留意すべきことの説明を受けました。
また、精神障がいの理解・特徴・対応のマナー・Adapted Sport の考え方・活動を楽しむために検討すること。
ムーブメント教育(療法)とは。療法の三要素・感覚運動スキルの向上や運動の属性・展開などの説明受け。そのまま体育館に移動し、実際に「実技に使う遊具」を使って、どうしたら障がい者が楽しくスポーツ出来るのか?
遊具を使う事で、もっと簡単に楽しめるスポーツに出来たり、指導者が障がい者のためにどうしたら?
工夫や思考を凝らすことで楽しめるスポーツに変える事が出来るという奥の深い実技体験をさせて頂きました。

IMG_0301

IMG_0295

IMG_0294

IMG_0358


8月23日(木):3日目 10時~15時
午前:ボランティア論
社会福祉法人国立市社会福祉協議会 国立市障害者センター 所長 金子 健太郎氏
ボランティアとは?語源や動機
ボランティアの活動分野
ボランティアの4原則(4特性)
する側とされる側の関係性
ボランティア観とボランティアが配慮すべきこと
とても奥の深い内容で勉強をさせて頂きました。

本当に色々な事を考えさせて頂けれる講義で自分も凄く感化され気持ちが引き締められた気分になりました。

午後より、障がいの理解とスポーツ(身体)(理・実)
全国障害者総合福祉センター 養成研修課長 若山 浩彦氏

最初の一時間では、障がいの理解とスポーツ指導時の留意事項
様々な障がい特性がある中、同じ疾患であっても障がい程度は一人一人違う。対象者に応じて、用具や実施方法(ルールなど)を工夫する事が大事というお話を聞かせて頂きました。
そのあとの1時間では、実技にて車椅子バスケットボールを少し体験。
普段、見慣れた車いすと競技用車いすの違いや実際に乗ってみての体感。ボールをもっての動きを経験
させて頂きました。車いすを動かすだけでも大変なのに、これでバスケットボールをプレイされるという事。本当に改めて凄いなと思いました。(何故?というところも実際に自分が感じた事を奈良に帰ってからみんなに発表させて頂きます。)
そして、別の場所でフライングディスクという競技を体験させて頂きました。
こちらの内容も奈良でみんなの前で発表させて頂きたいと思います^^

実は今回は、録画や録音が禁止されております為、写真も撮る事が残念ながら出来ませんでした。
ただ、講義などはしっかりと書き込みさせて頂いているので、みんなには僕の感じたことを説明させて
頂き、少しでも多くの方にスポーツに関心を持ってもらえたらなぁ~って思ってます。

自分も今後、ボランティア活動も視野に入れて色々な活動の幅を広げていきたいと思います。

っと、あと一日。

研修は明日まであり、まだ終わっていないので明日もう一日しっかりと勉強させて頂き、奈良県に帰りたいと思います。